産廃業を営むために必要な許可申請

工場など事業所から排出される廃棄物には、大量に廃棄されるものや処分する際に有毒物質を出すような廃棄物もあり、そのような廃棄物は産業廃棄物といわれ、一般家庭から排出される一般のごみとは異なった形で処理がされるように法律で決められています。

産業廃棄物には、すべての事業所から排出される汚泥や燃え殻、廃酸などの13種類と、特定の事業所が排出する木や紙類など10種類とそれらを処理するために使われたものが指定されていて、これらの産業廃棄物は排出する業者が責任をもって処理をすることになっていますが、困難な場合は産廃業者に委託をすることができます。産廃業を営むには、これらの産業廃棄物の中でどれを取り扱うのか、産廃業には「回収・運搬業」と「処分業」の二通りあるのですが、そのどちらの業を行うのかによって、それぞれ都道府県への許可申請が必要になります。

許可申請をしていない業者に委託をした場合、また許可申請をした項目以外の者を取り扱ったり業を行った場合は違法となり、委託をされた方もした方も罰則の対象となります。環境や人体に悪影響を及ぼす可能性がある産業廃棄物なので、それぞれの廃棄物によって適切な処理の仕方があります。

産廃業者に委託をした事業所は、排出した産業廃棄物が最終処分まで適正に行われたかどうかを見届ける責任があり、そのために事業所はマニフェストを作成して委託する産廃業者に渡さなければいけません。そして回収・運搬や処分の各家庭においてマニフェストを確認しながら作業をし、完了報告をしたうえで事業所に戻すというシステムが採用されています。

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *